国際交流・学校交流について
「ツアーバンク」は、日本とニュージーランドに海外を特化して、国際交流・学校交流を支援しております。それぞれの国・地域の生徒さんが安心かつ快適なホームステイを体験できるよう、万全の体制を整えております。
国際交流について
国際交流は自国だけでなく、他国について理解を深めることで、海外のすばらしさを知るチャンスです。現在の人材養成においては、国際化・情報化・地域化が欠かせない要素であり、海外での体験はこれに対応するのに最適な環境と言えます。
小中学生の頃から国際人としての感覚が身につけば、将来におけるグローバルな活躍にも必ず役立つでしょう。ニュージーランドと福岡の橋渡しができるよう、スタッフ一同、心を込めてサポートします。
ツアーバンクについて
当社は、現地旅行社の他に、当該団体と直接密に連絡をとりながら、姉妹校交流などの国際交流のサポートを行っています。
交流日程の主な内容について
ニュージーランド → 日本 | 日本 → ニュージーランド |
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訪問の時期 | |
・日本訪問が多いのは4月と9~11月です | ・日本からの訪問は主に夏休みになります |
姉妹校について | |
・主に姉妹校はインターメディエット校(11-13才)―日本では小6から中1です | ・現在主に公立の小・中学校の姉妹校を扱っています |
ホームステイの期間と条件 | |
・ホームステイの期間はお互いに3泊から5泊。相互訪問が前提のホームステイはお互いにヴォランティアで受け入れることが姉妹校の条件になっています。 | |
訪問日程について | |
・学校交流の前後に新幹線等を使った観光等を行い、10日ほどの日程を組むことが多いようです。 | ・おおよそ一週間から8日くらいの日程で、学校交流前後にロトルアやワイトモの洞窟などを巡ります。 |
学校交流での歓迎集会 それぞれの生徒たちは、準備していたパフォーマンスを披露します |
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・日本での歓迎集会では、ソーラン節や花笠音頭などの日本のダンスパフォーマンスが多く披露されます | ・NZでの歓迎会では、ポウヒリといわれるマオリ族の伝統的な儀式で行われることもあります |
現在当社では、約10校のインターメディエット校のお世話をしています | |
>>ホームステイの受け入れ | >>ホームステイについて |
安心のバックアップ体制
当社では、ステイ先のご家族の方にも、各国へ訪問される生徒さんにも、楽しい国際交流・学校交流の時間を過ごしていただきたいと考えております。そのため、交流期間中には24時間体制のバックアップを実施。国内はもちろん、ニュージーランドであっても現地旅行社との提携で、安心の体制を整えています。
例えば、ホームステイを受け入れていただくご家族には事前に説明会を実施します。ニュージーランドを訪問する場合もまた二度にわたる説明会を行い、よく知らない土地でも不安なく行動できるよう、しっかりとサポートいたします。
万が一のときには……
不慮の事故等が起こってしまった場合は、現地提携の日本人スタッフと一緒になり、安心の対応をお約束します。
ただし、どのような場合にも備えられるよう、海外傷害保険への加入は忘れないようにしましょう。
また、お子さん単独での海外渡航は、万が一に備え健康管理予診票の準備もおすすめします。
旅の準備についてまとめたページもご用意しておりますので、ぜひご覧ください。
ETIの学校交流からスタートした国際交流
姉妹校交流のホームステイを通して国際交流の楽しさを体験し、その後、国際交流の活動を広げられた久我さんをご紹介します。
久我さんは、地域の小学校の姉妹校交流で毎年来福するNZの子供たちにホームステイを提供し、3人の子供さん方もまたNZでのホームステイを体験されました。一番下のお嬢さんのNZ訪問の際には、ご自身も同行され、ホームステイを引き受けた往年の生徒たちやその家族を尋ねられ再会を楽しまれました。
まずは、ホームステイを受け入れてよかったこと、困ったことから
ホームステイを引き受けてよかったこと
家族みんなで心待ちにし、どうやって楽しく過ごせるかとこころ一つになれた事やホストスチューデントとしてわがままな自分をコントロールしながら、思いやりを持って接することが出来た事。
自分を表現しながら意思の疎通をはかることの大切さを知った事。それから、日本を客観的に見れたこと。
日本文化について、伝える立場になって実は知らないことや、きちんと説明できない事がたくさんあったことに気が付いた事。そして、視野が広くなり、選択肢が増えたこと。
海外の関心、英語に興味が持てた事などがあげられます。
ホームステイで困ったこと、困った時の克服の仕方
あまり積極的でない生徒を預かった時は、日本に来たら具体的に何がしたいか、完全に受け身ではなく1つでもいいから、達成したいことがあったら言ってほしいと思いました。 他に特に困ったことは、これといって思いつきません。
ホームシックで泣いたときは、英語がある程度話せる方に事情を聞いていただきました。
ただ寂しいだけではなく、言えない理由もありホームシックになる場合もあるので。
また、ホストファミリーだけではなく違う家族とも合同で行動して生徒の緊張をほぐしたり、事前にメールや写真を送り家族みんなで楽しみに待っていたことを伝えたりしました。
ホームステイについてのアドヴァイス
皆様が心配されることで、何を食べさせたいいのか?どこに連れて行ったらいいのか? とよく質問があります。頑張ってたくさん作っても一番好きだったのが間に合わせに出した冷凍ピザだったり、あちらこちらに連れまわして一番好きだった場所が近所の公園だったりとか。
私はこれをまず話します。つまりそんなに気負わないでくださいということです。
受け入れることだけでも日常とは違うことなので。
それと受け入れをしたことで子供が大きく成長する事は間違いないということ。
この経験が子どもの選択肢を広げるきっかけになること。
是非機会があればトライしてみてください。
たとえ大変だったとしても、得るものはそれ以上です。
ホームステイから発展した国際交流
現在、久我さんはご自身の特技を生かした国際交流活動を行っておられます。ホームステイを受け入れたことによって、子供たちだけでなく、大人にも大きな変化をもたらしたということです。
福岡に観光に来られた海外の方々を我が家に招き、一緒に和食を作り食べていただく料理教室を開催しています。
福岡の新鮮な食材で料理を作り和食のマナーや文化を伝えています。
世界中からのお客様からも海外の伝統的な料理の話や習慣を聞くことが出来て楽しい交流となっています
このすべてのきっかけは子どもたちの通う小学校のホームステイです。
異文化交流が今では私の生活の一部となっています。福岡の魅力をもっと世界に発信していきたいと思います。
久我さんの活動なさっている Japanese mother’s cooking class(日本のかあさん料理教室)についての詳細は以下のサイトをご覧ください。
http://www.fukuoka-mamacook.com