2018 NZL・JPN学校の交流風景 / 授業に取り入れられたパソコンについて
2018年の交流も一通り終了いたしました。本年度の学校交流の風景をご紹介します。教室の様子、展示絵画など違いが多くみられます。
特に、ここ数年目立つことはNZでは授業でのパソコン利用が顕著になったことです。ほとんどの授業で個人のパソコンを使用するため、各自持参、もしくは学校からの貸し出しを受けます。
生徒一人一人にメールアドレスが渡されるので、教師と生徒のコミュニケーションもより密にできるとのこと。ある学校では一人一人の成績についても、細かく分析したものがいつでも確認できるようになっていて、今までは知ることのできなかった成績評価が可視化できるようになっていました。異議があれば先生に理由を尋ねることもできます。
生徒に蔓延しているゲームサイトやアダルトサイトへのアクセスなど、管理、セキュリティなど難しい面もあるようですが、多くの予算をとってパソコン授業にシフトしているのが現状です。
先生方が、生徒が授業以外でパソコンを使用するのを禁止したり、授業中にパソコンで遊ばない様に注意するのは大変という事でしたが、時代に流れには逆らえない、それ以上にパソコンにはメリットがあると考えられているようでした。